春のふしぎを科学する③ なぜ春は風が強いのか?
春になると、こんなことはありませんか?
- ・自転車が進まないほどの強い風
- ・髪がぐちゃぐちゃになる
- ・花粉が一気に飛ぶ
「なんでこんなに風が強いの?」
と思ったことがある人も多いと思います。
実はこれも、
しっかりとした理由があります。
キーワードは、
➡気圧(きあつ)
です。
風はなぜ吹くのか?
まず基本から確認しましょう。
風とは何かというと、
➡空気の移動
です。
では、なぜ空気は動くのでしょうか?
それは、
➡気圧の差
があるからです。
高気圧と低気圧の関係
ここで重要な2つの言葉があります。
- ・高気圧(こうきあつ)
- ・低気圧(ていきあつ)
空気は、
➡高気圧 → 低気圧
へ移動します。
この移動が、
➡ 風
になるのです。
春は「気圧の戦い」が起きている
では、なぜ春は風が強いのでしょうか?
理由はシンプルです。
➡気圧の差が大きくなりやすいから
春は、
- ・冬の冷たい空気
- ・春の暖かい空気
がぶつかり合う季節です。
このとき、
- ・強い低気圧
- ・強い高気圧
が交互にやってきます。
つまり、
➡ 気圧の差が大きくなる
➡ 空気が激しく動く
➡ 風が強くなる
という流れです。
「春一番」もその一つ
春の強い風といえば、
➡春一番
があります。
これは、
- ・立春を過ぎてから
- ・初めて吹く強い南風
のことです。
この風も、
➡ 低気圧の影響
で発生しています。
つまり春一番は、
➡春の始まりを知らせる風
でもあるのです。
前線が動くと風も強くなる
さらに春は、
➡前線(ぜんせん)
がよく発生します。
前線とは、
➡ 冷たい空気と暖かい空気の境目
です。
この境目では、
空気がぶつかるため
➡ 天気が変わりやすく
➡ 風も強くなります
だから春は風が強い
ここまでをまとめると、
春は
- ・気温差が大きい
- ・気圧差が大きい
- ・前線が動きやすい
という条件がそろっています。
その結果、
➡風が強くなりやすい
のです。
最後に(塾として伝えたいこと)
今回の内容は、
実はテストでもよく出ます。
- ・気圧
- ・高気圧と低気圧
- ・風の仕組み
これらはすべて、
➡つながって理解することが大切
です。
理科は、
ただ覚えるだけでなく、
「なぜ?」を理解すると
一気にできるようになります。
次回予告
次回は
➡「花粉症はなぜ起こるのか?」
について解説します。
実はこれ、
➡ 免疫(めんえき)
という体の仕組みが関係しています。

