塾長ブログ

2025/12/08
成績アップのヒント,モチベーション,メンタルサポート,学習法改善,効率よく学習

英語が苦手だった子が伸びる瞬間

◆英語で悩むすべての子へ

Day6:英語が苦手だった子が伸びる瞬間


●「英語、ずっと苦手なんです…」


こう言う生徒ほど、実は“伸びしろの塊”です。


なぜなら、
英語が苦手な子にも、必ずあるんです。


“英語が急に伸び始める瞬間”
が。


しかもその瞬間は、
才能でも、勉強量でもなく、
ある1つの“気づき”から始まります。


今日はその秘密をお話しします。



●【結論】英語が伸びる瞬間は

「できない理由がハッキリした瞬間」


多くの生徒は、
“何が原因で点が取れないのか”を知らないまま勉強しています。


  • ・単語の問題なのか

  • ・文法の問題なのか

  • ・語順で混乱しているのか

  • ・問題文の捉え方が違うのか

  • ・ただのケアレスミスなのか


原因が分からないまま努力するから、
伸びなくて当然です。


でも――
たった一度でいい。


「あ、私はここでつまずいてたんだ!」


と気づけた瞬間、
そこから英語は加速します。



●【伸びる瞬間①】「間違いに意味がある」と気づいたとき


伸びる子は、ある日突然こう変わります。


「間違えた問題こそ、宝だったんだ!」


英語は、間違え方にパターンがあります。


  • ・動詞の形が毎回違う

  • ・前置詞で迷う

  • ・that/which でこんがらがる

  • ・三単現に油断する

  • ・語順で迷ってしまう


これらは弱点ではなく、
“伸びるポイント”そのもの。


弱点が見えれば、
やるべき勉強が明確になります。



●【伸びる瞬間②】「同じミスをしなくなった瞬間」


英語が苦手な子でも、
“同じミスをしなくなった瞬間”から急に点が伸びます。


その理由はシンプル。


英語の点数は「ミスを減らす」だけで大きく跳ね上がる教科だから。


多くの子は
“分かっていない”のではなく
“直していない”だけ。


ここをひとつずつ潰すと、
本当に怖いくらい伸びる。



●【伸びる瞬間③】「弱点が“点”ではなく“線”でつながったとき」


例えばこんなことが起きます。


  • ・文法の理解が長文読解に効き始める

  • ・単語力が文法問題に影響する

  • ・並びかえ問題がスラスラ解けるようになる


英語は“積み木の教科”。
小さな理解がつながると、一気に世界が広がる。


苦手だった子ほど、
この瞬間の伸び率は爆発的です。



●【伸びる瞬間④】「自分の成長が“見える”ようになったとき」


英語は不安定な教科ですが、
自分の


  • ・間違えた場所

  • ・解けるようになった問題

  • ・攻略できた文法

  • ・前は読めなかった文が読めた感覚


これが“見える化”されると、
脳は強烈にモチベーションを感じます。


人は、
成長が見える学習は続けられる。


これが伸びる最大の要因です。



●【だからこそ】英語が伸びる子に共通するのは

「弱点が見え、直せる仕組み」を持っていること


特別な才能ではありません。
長時間の勉強でもありません。


共通点はただ1つ。


自分の間違いを“その場で”直せる仕組みがあること。


人は覚えたことの8割を忘れる。
けれど、
「間違えた瞬間の復習」だけは忘れにくい。


だから――
英語が伸びる子は、総じて
“間違いの扱い方”がうまい。



◎ 子どもたちへのメッセージ


英語が伸びないのは、
あなたが怠けているわけでも、
頭が悪いわけでもありません。


原因が見えていなかっただけ。


でも大丈夫。


原因が見えた瞬間、
あなたは必ず伸びます。


英語が苦手だった子ほど、
あとで一番伸びます。


あなたにも、
伸びる瞬間が必ず来ます。



◆まとめ


  • ・英語が伸びる瞬間は“できない理由が分かった瞬間”

  • ・間違いこそ成績アップの最大のヒント

  • ・同じミスを潰すだけで英語は急伸する

  • ・弱点の“線つなぎ”ができると一気に世界が変わる

  • ・大事なのは“間違いを見える化して直せる仕組み”

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