塾長ブログ

2025/12/22
成績アップのヒント,中学生の生活改善,夜更かし対策,勉強に集中するコツ,学習法改善

生活リズムを崩さないコツ ー冬休みでも新学期がラクになる過ごし方ー

● 冬休み明けがつらくなる最大の原因


冬休みが終わったあと、
多くの生徒がこう感じます。


  • 朝起きるのがつらい

  • 授業に集中できない

  • 勉強のペースが戻らない

  • 体がだるい


これは、
冬休みにサボったからではありません。


原因はもっとはっきりしています。


生活リズムが大きく崩れたまま、新学期を迎えてしまった


ただそれだけです。



◆【結論】


冬休みは「崩さない」ことが一番の勉強


冬休みは頑張る期間ではありません。


新学期にスムーズに戻れる状態を保つ期間


これが正解です。


生活リズムが整っていれば、
勉強は自然と元に戻ります。



▲ 生活リズムが崩れる典型パターン


次のような生活になっていませんか?


● 夜遅くまで起きている
● 朝起きる時間が日によって違う
● 食事の時間がバラバラ
● 寝る直前までスマホ
● 昼夜逆転に近い生活


この状態で勉強を増やしても、
効果はほとんど出ません。


まず整えるべきは、
勉強ではなく生活です。



★ 生活リズムを守るための3つの基本ルール


① 起きる時間だけは固定する


最重要ポイントです。


● 寝る時間は多少ズレてもOK
● 起きる時間は毎日ほぼ同じ


これだけで、

◆ 体内時計が安定する
◆ 午前中が使える
◆ 夜も自然に眠くなる


「起きる時間を守る」
これが生活リズムの土台になります。



② 食事の時間を大きくズラさない


意外と見落とされがちですが、
食事は体内時計のスイッチです。


◆ 朝食はできるだけ毎日とる
◆ 昼・夜の時間を大きくズラさない


食事が整うと、


体のリズムが整う

集中力が安定する

勉強の効率が上がる


という良い流れが生まれます。



③ 夜の過ごし方を「新学期基準」に寄せる


冬休み後半は特に重要です。


● 寝る直前のスマホを控える
● 夜遅くのゲームを減らす
● 布団に入る時間を少しずつ戻す


いきなり新学期に合わせる必要はありません。


1日15分ずつ戻す


これだけで十分です。



● 冬休みに「やってはいけない考え方」


よくある失敗がこれです。


「休みなんだから、今はいいや」


この考えが続くと、

  • 休み明けがつらい

  • やる気が出ない

  • 勉強が後回しになる


という状態になります。


冬休みは
自由な時間=何でもOKな時間
ではありません。


新学期に向けて“整える時間”


この意識が大切です。



◆ 子どもたちへのメッセージ


冬休みは、
無理に頑張らなくていい期間です。


でも、
崩しすぎないことは大切です。


  • 起きる時間

  • 食事の時間

  • 夜の過ごし方


この3つを守るだけで、
新学期は驚くほどラクになります。


それだけで、
周りより一歩リードできます。



●まとめ


● 冬休み明けがつらい原因は生活リズムの乱れ
● 冬休みは「頑張る」より「崩さない」
● 起きる時間を固定するのが最重要
● 食事の時間は体内時計を整える
● 夜の過ごし方を少しずつ戻す
● 整った生活が新学期のスタートダッシュを作る

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