生活リズムを崩さないコツ ー冬休みでも新学期がラクになる過ごし方ー
● 冬休み明けがつらくなる最大の原因
冬休みが終わったあと、
多くの生徒がこう感じます。
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朝起きるのがつらい
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授業に集中できない
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勉強のペースが戻らない
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体がだるい
これは、
冬休みにサボったからではありません。
原因はもっとはっきりしています。
生活リズムが大きく崩れたまま、新学期を迎えてしまった
ただそれだけです。
◆【結論】
冬休みは「崩さない」ことが一番の勉強
冬休みは頑張る期間ではありません。
新学期にスムーズに戻れる状態を保つ期間
これが正解です。
生活リズムが整っていれば、
勉強は自然と元に戻ります。
▲ 生活リズムが崩れる典型パターン
次のような生活になっていませんか?
● 夜遅くまで起きている
● 朝起きる時間が日によって違う
● 食事の時間がバラバラ
● 寝る直前までスマホ
● 昼夜逆転に近い生活
この状態で勉強を増やしても、
効果はほとんど出ません。
まず整えるべきは、
勉強ではなく生活です。
★ 生活リズムを守るための3つの基本ルール
① 起きる時間だけは固定する
最重要ポイントです。
● 寝る時間は多少ズレてもOK
● 起きる時間は毎日ほぼ同じ
これだけで、
◆ 体内時計が安定する
◆ 午前中が使える
◆ 夜も自然に眠くなる
「起きる時間を守る」
これが生活リズムの土台になります。
② 食事の時間を大きくズラさない
意外と見落とされがちですが、
食事は体内時計のスイッチです。
◆ 朝食はできるだけ毎日とる
◆ 昼・夜の時間を大きくズラさない
食事が整うと、
↓
体のリズムが整う
↓
集中力が安定する
↓
勉強の効率が上がる
という良い流れが生まれます。
③ 夜の過ごし方を「新学期基準」に寄せる
冬休み後半は特に重要です。
● 寝る直前のスマホを控える
● 夜遅くのゲームを減らす
● 布団に入る時間を少しずつ戻す
いきなり新学期に合わせる必要はありません。
1日15分ずつ戻す
これだけで十分です。
● 冬休みに「やってはいけない考え方」
よくある失敗がこれです。
「休みなんだから、今はいいや」
この考えが続くと、
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休み明けがつらい
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やる気が出ない
-
勉強が後回しになる
という状態になります。
冬休みは
自由な時間=何でもOKな時間
ではありません。
新学期に向けて“整える時間”
この意識が大切です。
◆ 子どもたちへのメッセージ
冬休みは、
無理に頑張らなくていい期間です。
でも、
崩しすぎないことは大切です。
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起きる時間
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食事の時間
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夜の過ごし方
この3つを守るだけで、
新学期は驚くほどラクになります。
それだけで、
周りより一歩リードできます。
●まとめ
● 冬休み明けがつらい原因は生活リズムの乱れ
● 冬休みは「頑張る」より「崩さない」
● 起きる時間を固定するのが最重要
● 食事の時間は体内時計を整える
● 夜の過ごし方を少しずつ戻す
● 整った生活が新学期のスタートダッシュを作る
