第6回|受け身の勉強から、能動的な勉強へ ―成績が伸び始める生徒の共通点―
これまでの回で、
「なぜ勉強しても伸びないのか」
「なぜ問題を解いても力にならないのか」
を整理してきました。
ここまで読んでくれた人は、
もう気づいているはずです。
成績が伸びるかどうかを分けているのは、
勉強時間でも、問題集の量でもありません。
分かれ道は、
受け身か、能動かです。
●受け身の勉強とは何か
受け身の勉強とは、
「やらされている勉強」です。
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・宿題だからやる
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・言われたからやる
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・決まっているからやる
この状態では、
自分の頭はあまり使われていません。
「とりあえず終わらせる」
ことが目的になってしまいます。
●能動的な勉強とは何か
一方で、
能動的な勉強とは、
自分で考えて進める勉強です。
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・なぜこれをやるのか
-
・今日はどこを理解するのか
-
・どこが弱いのか
これを意識しながら、
勉強に向き合っています。
同じワークを使っていても、
中身はまったく別物です。
●成績が伸び始める生徒に起きる変化
成績が伸び始める生徒には、
共通した変化があります。
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・問題を解く前に考える
-
・間違いを放置しない
-
・解説を読む姿勢が変わる
「正解か不正解か」よりも、
なぜそうなったのか
を大事にし始めます。
●「できるようになりたい」が原動力になる
受け身の勉強では、
原動力は外にあります。
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・先生
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・親
-
・テスト
能動的な勉強では、
原動力が内側に移ります。
「できるようになりたい」
「分かるようになりたい」
この気持ちが生まれたとき、
勉強は大きく変わります。
●能動的になるために必要なこと
能動的な勉強に、
特別な才能は必要ありません。
必要なのは、
考える習慣です。
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・この問題は何を聞いている?
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・なぜ間違えた?
-
・次はどうすればいい?
この問いを、
自分に投げかけるだけで十分です。
●最初は、うまくできなくていい
ここで大事なことがあります。
最初から、
うまく考えられる必要はありません。
考えようとすること自体が、
能動的な勉強の第一歩です。
失敗しても、
時間がかかっても、
構いません。
●勉強は「変われる」もの
「自分は勉強が苦手だ」
そう思っている生徒は多いです。
でも、それは
勉強のやり方を知らなかっただけ
かもしれません。
受け身から能動へ。
この切り替えができたとき、
勉強は少しずつ、確実に変わります。
次回予告(最終回)
第7回|勉強とは何かが分かったとき、成績は自然に伸び始める
―「考える力」を身につけた君へ―
