塾長ブログ

2025/04/07
ブログ

「学校に行きたくない朝」に、考えてほしいこと

朝起きて、制服を見て、
「…行きたくないな」
そんな気持ちになる日、誰にだってあります。


理由は色々。
勉強がしんどい、友達と気まずい、昨日ちょっと嫌なことがあった…。
そういうとき、頭の中では“休む理由”を一生懸命考え出します。


・お腹痛いってことにしようかな
・今日は○○があるしな…嫌だな
・どうせ行っても意味ないし


不思議なことに、「休む理由」はいくらでも出てくるのに、
「行く理由」はなかなか出てこないんですよね。


でも、それって本当は逆なんです。



■「どうしたら行けるか」を考えてみよう


学校に行くこと自体が大きな山に思えても、
一歩一歩、小さく分けて考えれば少し気持ちが軽くなります。


たとえば、

  • ・まずは顔を洗ってみる

  • ・5分だけ制服を着てみる

  • ・外の空気を吸ってみる

  • ・玄関まで出てみる


こうやって「まずはここまでやってみよう」を積み重ねると、
気づけば学校に着いていたりすることもあります。



■ 自分にかける“言葉”を変えてみる


「今日もだるい」「どうせまた…」
そういう言葉は、自分をどんどん後ろに引っ張ります。


でも、こんな風に言いかえてみたらどうでしょう?

  • ・「今日はちょっとだけ頑張ってみよう」

  • ・「行ったら意外と何とかなった、って思えるかも」

  • ・「○時間経てば終わるし」

  • ・「○○だけでもやってみよう」


言葉を変えるだけで、不思議と気持ちが少し動き出します。



■ 行きたくない理由があっても、行く理由はもっとある


行きたくない理由が「1つ」でも、
行く理由は「10個」あるかもしれない。


  • ・友達とちょっとだけ話すのが楽しい

  • ・好きな先生の授業がある

  • ・お弁当が楽しみ

  • ・行ったら安心するかもしれない


小さな“楽しみ”や“いつもの日常”が、
実は「行ってよかった」に変わる種だったりします。



■ 最後に


「行きたくない」その気持ちを否定しなくていいんです。
でも、そこから一歩でも動けたとき、自分ってすごいなって思えるはず。


今日一日がうまくいかなくてもいい。
でも、「今日はやってみよう」と思えたその気持ちが、
きっと明日の自分を少し強くしてくれます。


学校に行く理由、今日も1つだけ見つけてみよう。

一覧に戻る