塾長ブログ

2025/05/19
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苦手教科に手が伸びないあなたへ ― 嫌いを「楽しい」に変える最強の方法 ―

勉強している生徒を見ていると、よくわかることがあります。


それは──
苦手な教科ほど手をつけたがらないということ。



苦手な教科は避けて通りたい?


英語が苦手な生徒は英語に、数学が苦手な生徒は数学に、手が止まる。
「嫌い」「わからない」「やる気が起きない」…そんな気持ちが先行し、ノートすら開かないことも多々あります。


でも、好きな教科には自ら進んで取り組む
「できる」から「楽しい」。
そして「楽しい」から「またやりたい」となる、まさに好循環です。



苦手を放置していると、どうなるか


苦手教科を後回しにしていると、テスト前にはこうなります。


  • ・「どこから手をつけたらいいかわからない」

  • ・「そもそも基礎からわからない」

  • ・「やろうとする前に心が折れる」


焦りだけが募り、実力も自信も育ちません。



苦手を「楽しい」に変えるためには?


では、どうしたら嫌いな教科を少しでも「前向きに」「楽しく」できるようになるのでしょうか。


① 「小さな成功体験」をつくる


苦手教科こそ、ハードルを下げて、成功体験を積み重ねることが大事。

「今日は教科書の1ページだけ理解できた!」
「1問だけ自力で解けた!」

そんな小さな“できた!”が、やる気の種になります。



② 「感情のフィルター」を外す


苦手な教科に対して、「嫌い」「ムリ」「難しい」といった感情が先に立ってしまいがち。
でも一度、「これはただの知識の問題」「覚えればいいだけ」と割り切ってみると、案外あっさり入ってくることもあります。



③ 「時間と量を区切って向き合う」


ずっと嫌いな教科に向き合うのはつらい。
でも“10分だけ” “2問だけ”と自分と約束して取り組むことで、心理的なハードルを下げることができます。



④ 「わからない」をそのままにしない


“わからない”は“苦手”を強化する最悪のスパイラル。
質問する、先生に聞く、参考書で調べるなど、必ず“わかる”に変える工夫をしましょう。



まとめ:苦手教科こそ「武器」に変えられる!


苦手教科を放置しておくと、テストでも、入試でも、将来の進路選択でも壁になります。
でも、苦手教科を克服したときの達成感は、好きな教科を伸ばす以上に大きな自信になります。


「できない」は「できる」に変えられる。
「苦手」は「好き」に変えられる。


その最初の一歩を、“小さくてもいいから今日から始める”ことが、最強の成長戦略です。

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