脳はエネルギーの大食い!
私たちの体の中で最もエネルギーを使っている臓器はどこでしょうか?
筋肉? 心臓? いいえ、実は 脳 なんです。
脳は体重のわずか2%しかないのに、なんと 全エネルギーの約20% を消費していると言われています。
1. なぜ脳はそんなにエネルギーを使うのか?
脳は一瞬も休まず、
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・考える
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・感じる
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・記憶する
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・体を動かす指令を出す
といった膨大な処理を続けています。
そのため、常に大量のエネルギーが必要になるのです。
2. エネルギー不足になるとどうなる?
勉強中に「急に集中できなくなる」「ぼーっとする」ことはありませんか?
これは脳のガソリン(ブドウ糖)が不足しているサインです。
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・記憶力が落ちる
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・判断がにぶる
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・やる気が出ない
まさに「エネルギー切れ」で、脳が全力を出せなくなっている状態です。
3. 脳に良いエネルギー補給とは?
ただし「甘いものをたくさん食べればいい」というわけではありません。
急激な血糖値の上下は逆に眠気を招きます。
おすすめは…
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・ごはんやパンなどの ゆるやかに吸収される炭水化物
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・ナッツや魚に含まれる 良質な脂質
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・水分補給で脳の働きを保つ
バランスのよい食事が脳の集中力を支えます。
4. 勉強への活かし方
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・テスト前にチョコを食べるのは一時的には効果あり
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・でも日常的には 3食しっかりとる習慣 が大事
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・水筒でこまめに水を飲むだけでも脳のパフォーマンスは維持できる
「食べ方」も勉強効率を左右するのです。
まとめ
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・脳は体重の2%しかないのに、エネルギーの20%を消費する
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・ガソリン切れを起こすと集中力もやる気も低下する
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・甘いものに頼るより、日常の食事バランスと水分が大切
脳はエネルギーの大食いだからこそ、普段の生活習慣が勉強の結果を左右するのです。