塾長ブログ

2025/05/10
ブログ

嫌いな科目に向き合うには?

好きな科目や得意な科目には自然と手が伸びるもの。やっていて楽しいし、成果も出やすい。だからこそ「もっとやりたい」という気持ちにもなれるわけです。


しかし、問題は「嫌いな科目」。

  • ・やる気が起きない

  • ・机に向かっても集中できない

  • ・解けないとすぐに投げ出したくなる

そんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか?


でも、嫌いな科目を放っておいても、いずれ「壁」として戻ってきます。定期テスト、受験、本番。そういったときに「もっとやっておけばよかった…」と後悔しないためにも、今から少しずつ手をつけておくことが大切です。


では、どうすれば嫌いな科目に取り組めるようになるのでしょうか?



① 時間を区切って少しだけやる


最初から長時間やろうとすると、それだけで気が重くなります。
まずは 「5分だけ」 と決めて、タイマーをセットしてみましょう。


「この5分だけ頑張る!」と割り切って始めてみると、意外とそのまま10分、15分と集中できることもあります。



② できることから始める


いきなり難しい問題に挑む必要はありません。
教科書を読むだけでもいいし、基本問題を1問だけ解くのもOK。


「やっている自分」を実感することが、次のやる気につながります。



③ 「できた!」を見える化する


「嫌い」という感情の多くは、「できない」と思い込んでいることから生まれます。

だからこそ、できたことはしっかり記録しましょう。


  • ・ノートに花丸をつける

  • ・「今日〇〇がわかった!」とメモに書いて貼る

  • ・スマホで記録を残す


自分の努力の跡が目に見えると、自然とモチベーションが上がってきます。



④ 早めに人を頼る


わからないまま進めようとすると、嫌いはどんどん加速します。


  • ・友達に聞く

  • ・学校や塾の先生に相談する

  • ・家族に話す


素直に頼ることは、むしろ「勉強上手」な人の特徴です。ひとりで悩まず、早めに聞いて解決していきましょう。



嫌いな科目ほど「向き合い方」が大切


いきなり好きになれなくても構いません。
でも、「少しだけ触れてみる」ことは今日からでもできます。


嫌いな科目こそ、向き合い方を工夫することで未来が大きく変わっていきます。
少しの一歩が、大きな成果につながるはずです。

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