嫌いな科目に向き合うには?
好きな科目や得意な科目には自然と手が伸びるもの。やっていて楽しいし、成果も出やすい。だからこそ「もっとやりたい」という気持ちにもなれるわけです。
しかし、問題は「嫌いな科目」。
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・やる気が起きない
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・机に向かっても集中できない
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・解けないとすぐに投げ出したくなる
そんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか?
でも、嫌いな科目を放っておいても、いずれ「壁」として戻ってきます。定期テスト、受験、本番。そういったときに「もっとやっておけばよかった…」と後悔しないためにも、今から少しずつ手をつけておくことが大切です。
では、どうすれば嫌いな科目に取り組めるようになるのでしょうか?
① 時間を区切って少しだけやる
最初から長時間やろうとすると、それだけで気が重くなります。
まずは 「5分だけ」 と決めて、タイマーをセットしてみましょう。
「この5分だけ頑張る!」と割り切って始めてみると、意外とそのまま10分、15分と集中できることもあります。
② できることから始める
いきなり難しい問題に挑む必要はありません。
教科書を読むだけでもいいし、基本問題を1問だけ解くのもOK。
「やっている自分」を実感することが、次のやる気につながります。
③ 「できた!」を見える化する
「嫌い」という感情の多くは、「できない」と思い込んでいることから生まれます。
だからこそ、できたことはしっかり記録しましょう。
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・ノートに花丸をつける
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・「今日〇〇がわかった!」とメモに書いて貼る
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・スマホで記録を残す
自分の努力の跡が目に見えると、自然とモチベーションが上がってきます。
④ 早めに人を頼る
わからないまま進めようとすると、嫌いはどんどん加速します。
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・友達に聞く
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・学校や塾の先生に相談する
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・家族に話す
素直に頼ることは、むしろ「勉強上手」な人の特徴です。ひとりで悩まず、早めに聞いて解決していきましょう。
嫌いな科目ほど「向き合い方」が大切
いきなり好きになれなくても構いません。
でも、「少しだけ触れてみる」ことは今日からでもできます。
嫌いな科目こそ、向き合い方を工夫することで未来が大きく変わっていきます。
少しの一歩が、大きな成果につながるはずです。