塾長ブログ

2025/07/25
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風の正体って何? ~目に見えないけど感じる“風”のふしぎ~

「風ってなに?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?


外に出ると、木がゆれたり、髪の毛がなびいたり、
顔に「フッ」と何かが当たる感覚…そう、それがです。


でも、「風の正体は何か知ってる?」と聞かれたら、
答えるのがちょっとむずかしいですよね。


今日は、そんな風の正体について、わかりやすくお話します!



風の正体は「空気のうごき」


風とは、空気が動くこと
もっとくわしく言えば、気圧(きあつ)のちがいによって、空気が動くことです。


空気には目に見えないけれど重さがあります。
この空気の重さが「気圧」と呼ばれています。



なぜ空気が動くの?


たとえば、暑い日に地面が太陽であたためられると、
地面の近くの空気もあたたまって上にのぼっていきます


するとそこに空気が足りなくなるので、まわりの空気がスーッと入ってくる
これが「風」として私たちの肌に当たるんです。


つまり、

  • ・あたたかい空気はうえへ

  • ・すずしい空気はしたへ

  • ・空気はすきまをうめようとして動く


この動きが風の正体なんです!



強い風、弱い風のちがいは?


風の強さは、「どれくらい気圧の差があるか」で決まります。
気圧の差が大きいほど、空気は勢いよく動く=強風になります。


台風のときなどは、気圧の差がとても大きくなるので、
強い風が吹いて大変なんですね。



風は見えないけど、たしかに“ある”


風って、目に見えません
でも、木をゆらしたり、風車を回したり、風鈴を鳴らしたり、
「風があるな」って感じることができますよね。


この「見えないけど、ちゃんとある」って、ちょっと不思議でおもしろいと思いませんか?



自由研究のヒントにも!


この風のふしぎは、自由研究のテーマにもぴったりです。


たとえば…

  • ・ビニール袋で風をつかまえてみる

  • ・風で動くおもちゃをつくってみる

  • ・いろんな時間や場所で風の強さを調べてみる


など、「風とあそぶ」ことで、科学への興味がグッと広がりますよ!



おわりに|風は自然からのメッセージ


風は、地球が生きている証(あかし)とも言えます。
空気が動いているからこそ、私たちはすずしくなれたり、天気の変化を感じたりできるんです。


風の正体を知ると、空のこと、地球のことがもっと好きになるかもしれません。


今度風を感じたら、「どうして今、風が吹いたのかな?」とちょっと考えてみてくださいね。


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