やる気スイッチは脳にある?“ドーパミン”で行動を起こす!
「やる気スイッチ、どこにあるの〜?」
——そう叫びたくなる日、ありますよね。
実はその“スイッチ”、ちゃんと脳の中にあるんです。
そのカギを握るのが、「ドーパミン」というやる気ホルモン!
■ ドーパミンってなに?
ドーパミンは、脳の中で分泌される“快感”のもと。
簡単に言うと、「うれしい!」「もっとやりたい!」という気持ちを作る化学物質です。
テストで点が上がったとき、部活で勝ったとき、
ゲームでレベルアップしたときにも、このドーパミンがドバッと出ています。
つまり、ドーパミンこそが 「行動の原動力」=やる気スイッチなんです!
■ やる気は“出すもの”じゃなく“出るもの”
多くの人は「やる気を出そう!」と思いますが、
実は脳は、行動したあとにドーパミンが出る仕組みになっています。
だから、「やる気が出ないからできない」ではなく、
「やり始めればやる気が出る」のが本当の順番!
たとえば、
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・教科書を開く
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・問題を1問だけ解く
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・机に座って3分だけやってみる
この“最初の一歩”がドーパミンを呼び起こすスイッチになるんです。
■ 小さな達成感がやる気を育てる
脳は「できた!」という瞬間にドーパミンを放出します。
だから、大きな目標よりも 小さな成功体験を積み重ねるのがコツ。
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・10分だけ勉強する
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・英単語を5個だけ覚える
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・昨日より1問多く解く
この“小さなできた”を繰り返すことで、脳はどんどん「やる気モード」に切り替わっていきます。
★ 保護者の方へ
お子さんのやる気を引き出すには、「結果より過程をほめる」が効果的。
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・「昨日より早く机に向かったね」
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・「自分から勉強始めたの、すごいじゃん!」
このように、“行動”そのものをほめると、
ドーパミンが出て「次もやろう!」という気持ちが自然に生まれます。
■ 今日からできる“やる気スイッチ”の入れ方
1️⃣ 小さく始める(1問でもOK)
2️⃣ できたらすぐほめる(自分ででもOK)
3️⃣ 達成感を積み重ねる(目に見える形で!)
この3つのステップで、脳は勝手にやる気モードに切り替わります。
◆ まとめ
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・やる気スイッチの正体は“ドーパミン”
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・「やる気→行動」ではなく「行動→やる気」が本当の順番
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・小さな達成感を積み重ねることで、やる気は自然に育つ
やる気は“待つ”ものではなく、“つくる”もの。
脳の仕組みを味方につけて、今日も少しずつスイッチを入れていこう!