塾長ブログ

2025/10/22
メンタルサポート,声かけ・接し方,勉強しない悩み,学習法改善,やる気アップ

やる気スイッチは脳にある?“ドーパミン”で行動を起こす!

「やる気スイッチ、どこにあるの〜?」
——そう叫びたくなる日、ありますよね。


実はその“スイッチ”、ちゃんと脳の中にあるんです。
そのカギを握るのが、「ドーパミン」というやる気ホルモン!



■ ドーパミンってなに?


ドーパミンは、脳の中で分泌される“快感”のもと。
簡単に言うと、「うれしい!」「もっとやりたい!」という気持ちを作る化学物質です。


テストで点が上がったとき、部活で勝ったとき、
ゲームでレベルアップしたときにも、このドーパミンがドバッと出ています。


つまり、ドーパミンこそが 「行動の原動力」=やる気スイッチなんです!



■ やる気は“出すもの”じゃなく“出るもの”


多くの人は「やる気を出そう!」と思いますが、
実は脳は、行動したあとにドーパミンが出る仕組みになっています。


だから、「やる気が出ないからできない」ではなく、
「やり始めればやる気が出る」のが本当の順番!


たとえば、

  • ・教科書を開く

  • ・問題を1問だけ解く

  • ・机に座って3分だけやってみる


この“最初の一歩”がドーパミンを呼び起こすスイッチになるんです。



■ 小さな達成感がやる気を育てる


脳は「できた!」という瞬間にドーパミンを放出します。
だから、大きな目標よりも 小さな成功体験を積み重ねるのがコツ。


  • ・10分だけ勉強する

  • ・英単語を5個だけ覚える

  • ・昨日より1問多く解く


この“小さなできた”を繰り返すことで、脳はどんどん「やる気モード」に切り替わっていきます。



★ 保護者の方へ


お子さんのやる気を引き出すには、「結果より過程をほめる」が効果的。


  • ・「昨日より早く机に向かったね」

  • ・「自分から勉強始めたの、すごいじゃん!」


このように、“行動”そのものをほめると、
ドーパミンが出て「次もやろう!」という気持ちが自然に生まれます。



■ 今日からできる“やる気スイッチ”の入れ方


1️⃣ 小さく始める(1問でもOK)
2️⃣ できたらすぐほめる(自分ででもOK)
3️⃣ 達成感を積み重ねる(目に見える形で!)


この3つのステップで、脳は勝手にやる気モードに切り替わります。



◆ まとめ


  • ・やる気スイッチの正体は“ドーパミン”

  • ・「やる気→行動」ではなく「行動→やる気」が本当の順番

  • ・小さな達成感を積み重ねることで、やる気は自然に育つ


やる気は“待つ”ものではなく、“つくる”もの。
脳の仕組みを味方につけて、今日も少しずつスイッチを入れていこう!

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