塾長ブログ

2025/12/03
成績アップのヒント,モチベーション,中学生の学習法,学習法改善,効率よく学習

文法が苦手なのは才能ではなく“教わり方”の問題

◆英語で悩むすべての子へ

Day2:文法が苦手なのは才能ではなく“教わり方”の問題


●「英語の文法、全然わからない…」


多くの子がこう言います。


  • 「be動詞と一般動詞が混ざる」

  • 「語順がわからない」

  • 「関係代名詞って何?」

  • 「時制がめちゃくちゃになる」

  • 「英文を読んでいて頭が真っ白になる」


すると最後には…


「私、英語のセンスがないのかも」


絶対に違います。


英語ができない理由の9割は
“教え方があなたに合っていなかっただけ”
です。



●【真実①】文法は“積み木”なのに、学校では“難しい式”にされている


本来の英語文法は、


  • 主語

  • 動詞

  • 目的語


が積み木のように並ぶだけの“超シンプルなルール”。


でも学校では…


  • 例外

  • 文型

  • 品詞分解

  • 用語の暗記

  • いきなり長い例文


これらが先に出てくる。


これでは
パズルの絵を知らないまま組み立てている状態


苦手になるのは当然です。



●【真実②】英語は「理解」ではなく「見える化」が大事


英語ができない子は、
みんな“頭の中がごちゃごちゃ”になっています。


なぜなら、
ルールが見えない状態で勉強しているから。


例えば:

He is playing tennis.


普通の子:
「He…is…play…ing…?え?」


仕組みが見えている子:
「あ、主語+be動詞+ing だね」


この“構造が見える感覚”が大事なのに、
学校ではそこをほとんど教えてくれません。


だから、
理解できないのではなく、見えないだけ。



●【真実③】文法は「例文を覚える科目」ではない


多くの子がこう思っている:


「文法の例文を暗記すればいいんでしょ?」


違います。
文法は“仕組み”を理解する科目です。


例文は、その仕組みを確認するための材料でしかない。


数学が
「公式の意味を知らずに問題だけ覚える」
やり方で伸びないのと同じ。


英語も同じです。



●【ではなぜ文法が苦手になるのか?】


理由はとてもシンプル。


✔① 最初の説明が難しすぎる

専門用語がいきなり登場する。


✔② 何のために学ぶのかがわからない

目的が見えないと理解は進まない。


✔③ 自分のレベルに合った練習ができていない

基礎を飛ばされて、応用で混乱。


✔④ 間違えたときに“なぜ間違えたか”を教えてくれる仕組みがない


これが一番大きい。



●【だから文法は才能ではなく“仕組み”で伸びる】


英語が苦手な子でも、
この3つがそろうと一気に伸びます↓


① 文法を“図形”として理解する


S(主語)
V(動詞)
O(目的語)
C(補語)


これらの位置関係が 絵として見える ようになること。


(あなたのアプリではここを徹底して見える化できます)



② 例文ではなく“構造”で理解する


例文を暗記しても、
少し形が変わると解けなくなる。


しかし、
“仕組み”で理解すればどんな文でも応用できる。



③ 間違えた問題を“その場で見える化して、すぐ直す”


文法が伸びない最大の原因は、


間違いを放置してしまうこと。


間違えた瞬間に
“何を”“なぜ”間違えたのかがわかれば、
文法は一気に伸びます。


これも後にアプリと自然につながる重要ポイントです。



◎ 子どもたちへのメッセージ


英語の文法は難しくない。
あなたが頭が悪いわけでも、
才能が足りないわけでもない。


文法が苦手なのは、
ただ“見えるように教わっていなかった”だけ。


そして一度仕組みが見えるようになると、
英語は“パズルを解くような感覚”になります。


あなたはできる。
あなたの脳は十分に賢い。
ただ、正しいやり方を知らなかっただけ。



◆まとめ


  • 文法が苦手なのは才能ではない

  • 人は「構造が見えない」ものは理解できない

  • 文法は例文暗記ではなく“仕組み理解”の科目

  • 間違いをその場で修正できれば誰でも伸びる

  • できない原因は“学び方のミスマッチ”だけ

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